薬屋のひとりごとの第二期アニメが終わりました。
子の一族の最後の仕事として楼蘭妃は自ら命を差し出しに行き、銃で撃たれます。

そのまま谷へ落ちていくのですが、死体は見つからず、壬氏様たちの軍は、春になって雪解けを待って、また楼蘭妃を探すことにします。
ところが第二期のラストに、海の向こうで楼蘭妃が玉藻という名前で生きていて、壬氏様のかんざしを市場で物々交換に使うところで終わりました。
視聴者は、楼蘭妃(しすい)が生きていてくれたことがみなうれしくて喜んだ瞬間でした。
でもどうして生き延びたの?

誰が楼蘭妃をどのように助けたのかなどを作者がネタバレし、追加小説が出ました。
このネタバレの短編が、今後のストーリーのどんな伏線になっていて、どう展開するか、ネタバレを読み砕いて解説します。
薬屋のひとりごと:楼蘭妃を助けたのは誰?
砦が攻められて崩壊する中、使用人たちは一気に楼蘭妃に、逃げるための銀を貰って逃げていきます。
敵軍に見つからないうちに逃げようとした男が、雪の中に倒れている楼蘭妃を見つけ、お嬢様だと認識指導するか迷う。
結局、盗んだ馬に楼蘭妃を抱えて載せて逃げることにしました。
すでに皇帝の軍が楼蘭妃を探す声が聞こえており、迷う時間もないのでとりあえず弱って息も絶え絶えの楼蘭妃とともに逃げました。
この男が、この先、猫猫のもとで一緒に働くことになる男で、猫猫を蛇のいる地下牢から逃がしてやろうとしたあの下人でした。
楼蘭妃を助けた男は、のちに猫猫のもとで働く男になる
この男は以前優秀な薬師が地下牢に入れられたときに食事を運んだりしていた男で、おそらくその薬師から薬草の使い方や薬草の知識を授かったと思われます。
楼蘭妃のけがを治すため、薬草を探しに出かけ、見事治療をし、回復までさせました。
楼蘭妃はこの男に薬師としての才能があるとほめました。
この時、砦からお金になりそうなものとして、薬師が書いた図鑑を持ち出していました。
楼蘭妃は、壬氏にこれから起きることを書いたメモを渡しています。
それは続編のメインの課題、バッタ大発生で大飢饉が起きることを水いていた楼蘭が、そのことを書いていたのでしょう。
助けてくれた男が図鑑を持ち出してるのを知り、その図鑑を都に届けてほしいと伝えます。
つまり、前の優秀な薬師がバッタの生態を研究し、バッタ大発生の対策を研究していたことから、この研究資料を都に渡して大飢饉を納められるようにと思ったからでしょう。
しかし男は、都に行くつもりもないし、図鑑を売るかも決めてない状況でした。
回復した楼蘭妃は、男から去り、2人はそこで別れました。
楼蘭妃を助けた男は花街の本屋に図鑑を売っていた
猫猫は、いったん子の一族の子供たちが、生き返りの薬でよみがえったので、記憶を失った一人の子供を引き取っていました。
この子は記憶を失っていたが、花街でイナゴの代わりにバッタを食べたことで、バッタが大発生した時に起きることだと思い出します。
それを猫猫に、「バッタが増えると作物が取れなくなり飢饉が来る」ことを記憶の隅で覚えており、話します。
猫猫は慌てて壬氏に相談します。
大飢饉が起きるとそれは皇帝が悪いから起きるという考えがあったため、皇帝の地位を揺るがしかねないからでした。
バッタの知識が全くない猫猫は、なんか資料がないかと、虫の本を探しに花街の本屋に行くと、子の一族の砦にいたとき、前の薬師が書いた図鑑の一部がそこに売られてあるのに驚きます。
誰が砦から持ち出して売ったのか。
そこに虫の図鑑がなかったが、売った人を探せば虫の図鑑が見つかるかもしれないと、図鑑を売った男を探します。
また図鑑を売りに来ると言い残していた事を聞いてまた来ることを待ちました。
そして図鑑を売りに来た男と出会います。
なんとその男は、楼蘭妃の砦で蛇の牢屋から逃がそうとしてくれた下人でした。

つまり楼蘭妃を助けたのもこの人。
言われた通り都の近くに図鑑を売りに来ていたのですね。
楼蘭妃を助けた男は、薬学知識もあり、猫猫のもとで働く

それから、縁あって、猫猫のもとで一緒に働くようになります。
楼蘭妃にも薬師の才能があると言われたこともあり、猫猫の手伝いもできたようですね。
この男は猫猫が来る前の優秀な薬師が牢屋にいる間に世話をしていた為、何らかの形で薬学を学んでいたようですね。
今回の作者の追加ストーリーを、何の伏線だったか、この後のストーリーにどうつながるかをかみ砕き解説させていただきました。
ここから始まる続編を楽しみに待ちましょう!
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