お腹がすくリズムを作って食事をおいしく食べよう
コロナウイルスの影響によりこども達の運動不足が懸念されています。運動不足はお腹がすかない、食事の量が減るなど、食生活にも影響を与えかねません。食事の量が減ると必要な栄養が十分にとれず、免疫力も低下しやすくなります。そうならないためにも適度な運動と、同じ時間に同じくらいの量の食事をとるように心がけて、お腹がすくリズムを作りましょう。お腹がすくと食事もおいしく食べられます。
親子で囲む楽しい食卓は心と体の栄養に
食事は体に必要な栄養をとるだけでなく、心の栄養をとるという大切な役割もあります。こどもにとって親子で囲む楽しい食卓は、会話が弾み、食事もよりおいしく感じられるものです。
また会話を通じて食事のマナーや食習慣を学ぶ良い機会にもなります。例えば「モグモグしているかな」「奥歯で噛んでいるかな」と噛むことを意識した声掛けをしてみることも良いでしょう。しっかり噛むことで消化吸収が良くなり、口の周りの筋肉も使われて表情も豊かになります。
日常生活の中に食のエッセンスを散りばめて
食事の時間以外にも、日常生活や遊びの中に食の体験を取り入れるとよりこどもの食への興味が深まります。では親子で楽しむ食育遊びの1つ、こどもに人気の「擬音語遊び」をご紹介します。食べ物を噛んだ時や料理をする音を擬音語で出し合い、多く言えた方が勝ちです。なぞなぞにも発展できますよ。
「手に持つとふわふわで、モグモグよく噛むと甘い、四角い食べ物はな~んだ?」答えは・・・食パンです!
食環境作りでワクワクを引き出そう!
食事をおいしく楽しむために、食卓の風景を変えてみることも効果的です。例えば、かわいい紙皿やピックを使ってテーブルセッティングをするとパーティー風の食卓の出来上がり。お弁当箱に詰めればおうちでピクニック気分に、ワンプレートに盛りつけるとレストランのお子様ランチ風になりますよ。楽しい食環境を作ることでこどもの食べる意欲も引き出せます。親子で楽しく計画してみてはいかがでしょうか。