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小説「薬屋のひとりごと」最新16巻までネタバレと壬氏のプロポーズと今後の進展は?

アニメ

間もなくアニメ2期が終了する「薬屋の独り言」ですが、原作はご存じの通り、小説です。

2期まで、漫画本でも2種類出ていますが、15巻ぐらいまででいるにもかかわらず、小説版ではまだ4巻あたりと、かなり前半です!

単純に考えると、今小説15巻で、漫画は15巻が小説の4巻ぐらいとなると、小説が今終わっても、漫画は60巻以上出る計算で気が遠くなりますね。

まだまだ小説は続くので、ワンピースのような漫画100巻超える壮大なストーリーとなりそう。

すごく楽しみにアニメを見たり、漫画を読むファンには、ちょっと、気が遠くなる話です。

ここではアニメ2期まで見ているファンの方に、今小説が出ている15巻までの大まかな流れをまとめます。

2期までも簡単に箇条書きで解説。

一番みんな気になるのは、壬氏さまと猫猫の愛がどのように向かっていくかだと思います。

それも触れつつ、小説15巻までの流れを箇条書きで説明します。

詳細を書いたら面白くなくなるので、ざっとヒントを見て流れを想像し楽しみにしていただけたら嬉しいです。

小説 薬屋のひとりごと 15巻までのあらすじの流れ

【外廷勤務編】壬氏付き 猫猫(まおまお)下女時代(2巻)

花街で養父に育てられた猫猫、養父は医学者で、猫猫も薬の知識を身につけている。

ある日、約束探しに家を出ると男たちに猫猫はさらわれ、連れていかれたのは後宮だった。

後宮とは、皇帝が跡継ぎを残すため、皇帝以外は全て皇帝の後継ぎを残すための女性が住んでおり、力仕事要員としての男性は、去勢されており、皇帝以外の子供は生まれないように作られた都だった。

猫猫は下女として売られて働くが、宦官(去勢された男)壬氏に身請けされ、外廷で壬氏付きの下女として働くことになる。

以下、ある程度漫画家アニメを見てる人向けの箇条書きになります(話が長すぎる為)

猫猫は後宮で起きる不審な事件の数々を、優れた推理力や医療の知識で解決していく。

  • 倉庫のぼや、高官の食中毒事件、彫金細工師の遺言騒動などを解決
  • 重要な発見: 羅漢が猫猫の実父であることが判明
  • 羅漢との勝負に勝利し、父との複雑な関係が明らかに




【後宮編】壬氏の正体発覚(3-4巻)アニメ2期がこの辺り

  • 玉葉妃の懐妊により猫猫は再び後宮の毒見役へ
  • 隣国特使との外交問題を猫猫の知識で解決
  • 衝撃の真実:
    • 狩りでの暗殺未遂事件で壬氏が宦官ではないことが発覚
    • 壬氏は現帝の実弟(皇弟)であることが判明
    • 楼蘭妃の正体は実は子翠だった

下女として友人だった子翠が、謀反を起こす子の一族の姫であったことが解り、姫として責任を取り帝の軍が攻めてくる中、わざと撃たれて崖から落ちて散っていく

普段無感情な猫猫も、下女時代の楽しかった思い出に涙を流しながら、雪に埋もれて死体が見つからない子翠の無事を祈る。

子翠が皇帝の軍に一族の責任をとって散りに行く前に、猫猫は願掛けに壬氏様からもらったかんざしをあげて、胸元に刺す。

亡くなったとみられた子翠だが、後日遠い異国に、壬氏様のかんざしを持った子翠の姿があった。

しかしこれは誰も知らない。




バッタの大量発生で大飢饉が来ることを知った猫猫が解決に乗り出す

子翠は戦争では子供も命を奪われることから、子供をいったん薬で仮死状態にして、その後生き変えさせるために猫猫に「後は頼んだ」と、命を落としに向かった。

生き返った子の一人が、食料のイナゴにバッタが混じっていることに気づいて、バッタが大量発生したら翌年は大飢饉が来るという。

今の肯定の時代に大飢饉がないため良い皇帝とされてきたが、大飢饉が来ると皇帝が悪いとされるため、工程を守るために、大飢饉を来る前に解決しなければならないことに気づく。

さっそく花街から壬氏に大飢饉の恐れを伝えると、壬氏も心当たりがあると解決に向かう。

ここでまた猫猫は大活躍し農村を救い、間接的に皇帝を守ることになる。

ますます壬氏の信頼と愛情を得ていく。(詳細は別記事に)

【西都編】壬氏の花嫁探し(5-6巻)

  • 帝の命令で壬氏の花嫁探しが始まる 猫猫も候補者に入れられるが、自分以外を勧めてとぼけるが、結果、心の繋がりを深める
  • 西都への旅で様々な事件を解決
  • 壬氏の政治的立場と個人的な想いの葛藤が深まる 皇帝の後継ぎは生まれるがまだ赤ちゃんで、現皇帝が倒れたら、壬氏は皇帝にならなければならないが、それは猫猫と幸せな未来をあきらめることになるため、悩み続ける

【謀略編】後宮の陰謀(7-10巻)

  • 後宮内での権力争いと陰謀が激化
  • 猫猫と壬氏の関係がより深まる
  • 様々な事件を通じて二人の絆が強化される

【西都再訪編】重要な転換点(11-13巻)

  • 再び西都を訪れ、新たな謎と事件に遭遇
  • 翡翠牌の持ち主である皇族の末裔を追う展開
  • 猫猫の推理力がさらに発揮される

ついに壬氏と猫猫は愛を確認し夜伽へ進むか・・?

西都からの帰り道に、猫猫と壬氏は両想いになります。

出会って4年かかりました。

そして戻ると、壬氏は会って話したいと猫猫を家に呼びます。

壬氏は近況を話すつもりでしたが、普通、高官の男が両想いの相手を呼ぶとは、夜伽を意味していました。

乳母でもあり祖母のスイレンが滋養強壮料理を出し、布団や湯舟に花びらを浮かべ、強めの香を焚き、馬閃を護衛から外すなど夜伽の準備を整えました。

猫猫だってわかっており、しっかりと準備してきました。

  • 湯あみをしてそばかすは無し

朝餉と夕餉と水を抜く。水も半日前から抜く・・

これは花街で初めての時の儀式のような習慣でした。

それどころではなく、オシロイバナなど、堕胎剤も持参し、それでも万が一の時は堕胎するつもりであることを聞いて、万が一の時、政治的に起きる大変なことや、自由に生きたい猫猫のことを考え、この日は夜伽をやめ、猫猫を返しました。

猫猫は夜伽がなかった場合のことも考えていましたが、動揺した壬氏には伝わりませんでした。

改めて、皇帝を継ぐ可能性が少しでもある自分は、猫猫と夜伽をするようなことはできないことを理解し、身分を捨てる方法を考えます。

それは子供ができたとき、次の皇帝の権力争いだけでなく、猫猫の父親は高官の武官の為、勢力争いの原因にもなるため、政治的なリスクを考えると、猫猫との未来はまだ課題山積みでした。

【帝の手術編】クライマックス(14-15巻)

14巻の主要展開

  • 「翡翠牌」に隠された謎の追跡
  • 禁書でありながら優れた医学書『華佗の書』の発見
  • 『曼陀羅華』という重要な植物に関する秘密が明らかに

『曼陀羅華』は、子の一族が滅ぼされるときに子供たちを仮死状態にする薬として用いるには強すぎると言われた仮死状態にしたり、麻酔のような役目をすると考えられていた薬草




15巻の重要な展開

皇帝が盲腸になり、緊急に手術が必要になる。

医学知識を持ったものを集めて私見をし、選ばれたメンバーで皇帝の手術に当たるが、猫猫もそれに選ばれ、大手術に加わる。

 万が一早く皇帝が命を落とした時、皇帝になる後継ぎが壬氏しかいなくなり、それは猫猫にとっても、壬氏さまを失う辛いことになるし、猫猫を愛してる壬氏も、何としても皇帝に元気になってもらわないとならないピンチでもあった。

  1. 帝の盲腸炎手術
    • 帝が盲腸炎(虫垂炎)で危篤状態に
    • 羅門が執刀医として緊急手術を実施
    • 手術中に予期せぬ困難が発生するが、医官団の連携で成功
  2. 壬氏の重大な決断
    • 壬氏が自ら臣下降格を決意
    • 政治的野心を捨て、個人的な幸福を優先する選択
    • 猫猫との関係を重視した人生の方向転換
  3. 猫猫と壬氏の関係の進展
    • 壬氏は猫猫を妃にしないことを決断
    • 猫猫の自由と個性を尊重する深い愛情を示す
    • 二人の関係がより平等で健全なものに発展
  4. 新たな上級妃の選出
    • 後宮の政治的バランスに変化
    • 梨花妃や麻美妃などの新キャラクターが登場
    • 権力構造の再編成
  5. 医学的な進歩
    • 大規模な投薬実験の実施
    • 『華佗の書』の復元と医術の発展
    • 猫猫の医学知識がさらに深化


小説版薬屋のひとりごと、最新16巻のあらすじ

今回は医療サスペンスになっています。

王都近郊の小さな村で、非常に感染力および致死率の高いはやり病が発生。顔や体に痕が残りやすく恐れられている、そんな現場に免疫のある医官付き官女として、猫猫は克用(こくよう)とともに村へ派遣される。

免疫所持者が少ない中、二人は貴重な存在として選ばれた。

猫猫は、単に治療にあたるだけでなく、感染源や拡大の秘密に迫る調査にも乗り出す。病を媒介する要因、その背後に潜む何らかの仕掛けに気づく展開が描かれます。

全体として注目すべきポイント

壬氏と猫猫の関係の成熟

  • 政治的立場よりも個人的な愛情を優先する壬氏の成長 あくまで皇帝をつがず、猫猫以外の女性と関わることを拒絶
  • 猫猫の自立性と自由を尊重する健全な関係の構築 (壬氏が皇帝になったら、猫猫は妻になったら皇太后になり、自由に生きられなくなるので、一緒に入れなくなるから、壬氏は自分の身分を捨てようとする。)

医学と推理の融合

  • 帝の手術シーンでの緊迫感ある医療描写
  • 『華佗の書』や『曼陀羅華』など、医学的要素の深化

政治的複雑さ

  • 後宮の権力バランスの変化
  • 壬氏の立場変更による帝国への影響

薬屋のひとりごと まとめ

アニメで描かれた2巻程度の内容から、16巻まで物語は大きく発展し、特に壬氏と猫猫の関係は政治的制約を超えた深い愛情関係へと成熟していきます。

15巻では帝の手術という医学的クライマックスと、壬氏の人生を変える決断が描かれ、二人の未来への道筋が示される重要な転換点となっています。

薬屋の独り言は、次々起きる問題を解決していくサスペンス的なドラマであり、壮大な恋愛ドラマでもあり、そのどちらの面からも楽しむことができます。

まだ、読んだことのない方が、これを機に、興味を持っていただけたらと思います。

あまりに長い話で、相当省略したあらすじになりますが、全て知ったらおもしろくないので、流れだけ見て、後は想像して楽しみにしていただけると幸いです。




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