第27回参議院議員通常選挙に、れいわ新選組より全国比例区から立候補することになった岡本麻弥さんは、人気声優として知られています。
多才ゆえに、声優以外にも女優や歌手など、幅広い活躍をしてきました。
若い頃から活動し始めて成功も早く、かわいいので声以外にも活躍の場を持っていました。
海外留学で視野を広め、帰国後、闘病生活で苦しかった時間も過ごしながら、現在はインボイス制度への疑問を投げかけ、政治の世界へと新たな舵を切り始めました。
そんな岡本さんのかわいかった若い頃や今までを紹介します。
若い頃の岡本麻弥さんはグラビアも声優も何でもやっていた!

声優のイメージの強い岡本さんですが、若い頃の岡本さんは意外な活動も!
実は常に幅広い活動をしてきた岡本さんは、18歳の頃にグラビアデビューもしています。


若い頃、かわいいですね!
いろいろなことに挑戦してきた岡本さんですが、やはり声優として、最も世間からは認知されています。
岡本さんの声優への道のりは、中学生の頃に始まりました。
小さい頃から童話やディズニーアニメが好きで、中学時代に声優の仕事を知って興味を持ったといいます。
古谷徹さんのファンで「自分も声優になって古谷さんと共演したい」という憧れが、声優の道を志すきっかけとなりました。

あこがれの古谷さんは、不倫と暴力で現在役柄降板し、自粛中・・
・古谷さんの記事は最後に載せています。
岡本麻弥は高校在学中に声優デビュー果たす
高校在学中の1985年、OVA『メガゾーン23』の女性・子供役で声優デビューを果たしました。
実際のデビュー作は『メガゾーン23』でしたが、実は『機動戦士Ζガンダム』のエマ・シーン役の方が先に決まっていたそうです。

このエマ・シーン役こそ、岡本さんの声優としての地位を確立した運命的な役柄でした。
岡本麻弥は声優デビュー翌年には女優デビューも
声優デビューして、さっそくブレイクした翌年、1986年には『メイプルタウン物語』で主人公のパティ・ホープラビットを演じ、初主演を飾りました。

さらに順調に女優の道を歩み始め、同時期に『宇宙船サジタリウス』のアン教授役も担当し、幅広い役柄を演じる実力を見せつけました。

岡本麻弥は声優と女優二刀流に
1988年、岡本さんは声優業と並行して舞台活動にも本格的に取り組み始めました。
1989年には一人芝居「岡本麻弥ひとりスペクタクル『ジョナサン!』」にも挑戦しました。
このころは、声優より、ほぼ舞台業に専念することとなり、声優業のレギュラーは海外ドラマ『アルフ』のリン役のみと、いったん女優としての活動に寄せていきました。
声優業への本格復帰と新たな挑戦
1991年より、岡本さんは『サイレントメビウス』で彩弧由貴役を演じるなど、声優業が再び活発化しました。

1992年には世界名作劇場シリーズ『大草原の小さな天使 ブッシュベイビー』で主人公のジャッキーを演じました。
岡本麻弥は歌手としても活躍の場を広げた
またこのころになると、歌手として活動しており、『ブッシュベイビー』のエンディング曲『鳥になる』を歌ったほか、ラジオパーソナリティーとしても1992年から活動していました。

岡本麻弥は代表作『サクラ大戦シリーズ』の出会う
この時期の代表作の一つが『サクラ大戦シリーズ』のソレッタ・織姫役です。

岡本さんはゲームだけでなく、サクラ大戦歌謡ショウ(声優による舞台)にも長年出演し、ファンから愛され続けました。
岡本麻弥の海外挑戦と国際経験
女優業の追求のため、岡本さんは1999年よりニューヨークに渡り、ネイバーフッド・プレイハウスに留学しました。

ニューヨークの俳優養成所です。
グリーンカードを取得し、日本とアメリカを行き来する生活を送りました。
ニューヨークのマンハッタン・ミッドタウンに3年間住んだ後、9/11テロ以降はロサンゼルスに引っ越し、3年半ほど現地で活動を続けました。
この国際的な経験は、岡本さんの視野を大きく広げることになりました。
政治活動への挑戦も、こういったいろいろな経験を積み上げてきた結果と言えるでしょう。
岡本さんに訪れた闘病生活とその中での結婚と復活
2010年8月16日に行われた『ぱちんこCRサクラ大戦2』のトークライブショウにおいて、大きい発表をしました。
一つは同年7月7日に入籍したこと、そして一つは、闘病中であることでした。
岡本さんは婦人科系の病気で数年間の闘病生活を余儀なくされ、『サクラ大戦歌謡ショウ』には2006年の『新春歌謡ショウ』以降出演していませんでした。

しかし、2011年のライブにおいて、ソレッタ・織姫役として見事に復帰を果たしました。
岡本麻弥、闘病から完全復活と新たな活動
2018年に病気も完治し、岡本さんは日本在住で本格的に活動を再開しました。
2017年からは『雷神八系-ZANAM-ファム・ファタール〜運命の女』という架空アニメの自主企画も進めており、創作への情熱は衰えることがありません。
岡本麻弥 社会へも取り組み
社会問題への取り組み

近年の岡本さんの大きな特徴は、社会問題への積極的な取り組みです。
2022年8月より、声優の有志でつくるインボイス制度に反対する団体「VOICTION」の共同代表として精力的に活動しています。
岡本さんは「課税事業者になるか免税事業者のままでいるか、インボイス制度の怖いところは、どちらのボタンも正解のボタンではない。どちらを選んでも地獄が待っている」と制度の問題点を指摘し、外国特派員協会での記者会見なども行いました。
政治の世界への挑戦

そして2025年6月18日、岡本さんは新たな挑戦を発表しました。7月20日投開票予定の第27回参議院議員通常選挙に、れいわ新選組より全国比例区から立候補することが決定したのです。
岡本さんの立候補は、インボイス制度への反対活動が背景にあります。
声優という職業を通じて培った表現力と社会への問題意識を、政治の場で活かそうという意欲的な挑戦です。
2025年の参議院選挙への立候補は、声優という枠を超えて社会に貢献しようとする岡本さんの新たな挑戦の始まりであり、これからも目が離せない存在として注目されています。